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食べることは、自分をつくること

 2月25日(火)の6校時、本校の社会科教室を会場に、遠野市総合教育センターの栄養士である菊池香様を講師として、1学年を対象とした食生活改善講習会(フレッシュサークル)を開催しました。

一日3食って、とても大事ですよ

 この講習会は、遠野市の第2期国民健康保険保健事業実施計画に基づいた高校生健康生活定着事業の一つで、「生活習慣病の予防と食の自立」テーマに行われました。

『3食、食べてるけど足りないよな~』

 一日の食事は、朝食・昼食・夕食の3食を欠かさず食べて、規則正しい生活を心がけることが大事だと確認しました。

特に朝食は、体温の上昇効果やエネルギー源と栄養素の補給、
身体を活動させるための準備として大切な役割を担っていることを学びました

 野菜は、カリウム、ビタミンC、食物繊維を多く含んでいます。健康のため、美容のためにも、野菜をしっかり食べることの大事さについても学びました。

一日350g以上の野菜を摂るためにも、汁物を実沢山にしたり、
外食する際はできるだけ野菜が入っているものを選ぶなどの工夫をしましょう!」
『野菜、食べてる?』
「岩手県民は、脳卒中での死亡率が高いんですが、なぜでしょう?」

 塩分の摂り過ぎは、血圧を上げ、脳卒中や心臓病の危険性を高めます。また、肥満や運動不足、喫煙、大量飲酒なども高血圧や種々の循環器病に関係してくることも学びました。

「食パン1枚とポテトチップス、食塩の含有量が多いのはどちら?」
「実は、同じだと思う人は?」
『正解です!』
「実は、食パンとポテトチップスでは、同じなのです
食パンは生地に食塩が練り込まれていますから、気付きませんよね」
適塩の味噌汁の味を、自分の舌で確認しています
『適塩、いきます!』

また、カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがありますので、摂り過ぎに注意が必要です。

栄養士の菊池香様

 生徒達は、「生命の鎖という栄養バランス理論」を唱えたロジャー・ウィリアムス博士の名言「あなたは、あなたの食べた物、飲んだ物以外からは何一つ作られません。これは学問的にも真実です。」を実感しました。

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