令和６年３月４日(月)から３月18日(月)の４日間、１・２年生を対象とした春季特別講座が行われました。

★例年この時期になると進路に合わせた学習を集中的に行います。

遠野高校は、例年この時期になると進路に合わせた学習を集中的に行います。大学進学を希望する生徒は、受験対策のため予備校から先生をお招きした講義を、就職・専門学校を希望する生徒は、学科試験や将来につながる一般教養やWordでの書類作成などの学習を。それぞれ進路に合わせて具体的な学習に取り組み、４月からの新学期に備えて準備を進めていきます。

★就職・専門学校進学希望者を対象とした講座

この画像は、就職・専門学校進学を対象とした講座。この時間では、Wordで文書作成に取り組みました。文書を左寄せ、中央寄せ、右寄せに。カーソルを使って、講師の指示のもと作成していきます。すいすい余裕でやっちゃう生徒や難しくて悩んでいる生徒も。皆さんはデジタル社会で生活しますから、もっとこういうことを経験する機会が将来増えていきますよ。

★大学進学希望者を対象とした講座

大学進学を対象とした講義では、慧修会様から奥平禎先生(数学)、船口明先生(国語)、西岡直登先生(英語)を講師としてお迎えしました。

有名予備校からいらした先生方。
どの先生方も、個性派ぞろいで服装もおしゃれです。
きっと、講義のレベルはさぞかし難しいのでは？と少しかまえていると、あら、とっても分かりやすいではないですか！
分かりやすいけれど、受験対策で見落としがちな内容を、ポイントを押さえた板書と絶妙な語り口でリズム良く進めていきます。要所要所でちょっと冗談も入れながら。
教えることに、全く無駄のない動きをなさっていましたね。

★人は何度でも変われるんだ。

数学の奥平禎先生は、最後の講義のおわりに、
自分が勉強に初めて真剣に向き合ったきっかけ、家族への思い、自分の夢のためにがむしゃらに突き進み挫折したこと、そして今の自分について熱く語っていただきました。
奥平先生は、遠高生に向けて大きな文字で次のようなメッセージを黒板に書きました。

この『信じる心』とは、自分を信じるということ、『自分なんかできっこない』、『自分なんて変わらない』じゃなくて、自分は何度でも変われるんだ、自分は強いんだと信じることなのだそう。そういう弱気な気持ちから一歩踏み出すことが『勇気』なのだそう。

講義を終えた後、感想を生徒に聞くと、
「分かりやすかったし、勉強だけじゃなくて、学習方法や自分の進路に真剣に向き合う勇気ももらいました。」
ちゃんと生徒の心に届いていましたね。

人は何度でも変われる・・・

講師の先生方からの熱い思いを胸に、これからも遠高校生は前進します！