いざ! うさぎ狩り‼
6月4日(火)6校時の令和6年度生徒会役員選挙立会演説会終了後、第1体育館で、令和6年度うさぎ狩りの作戦会議が行われました。
作戦会議といっても、そもそも「うさぎ狩りとは何ぞや?」ですので、その説明が行われました。
遠野高校の伝統行事である「うさぎ狩り」ですが、開催は隔年です。
直近で開催されたのは令和4年度ですから、令和6年度において、経験したことがあるのは3年生しかいません。そのため、作戦会議の開催です。
「うさぎ狩り」は100年以上の歴史がある行事です。長い歴史があるため、いつから始まったのかは不明です。
狩り場は、始まった当初は本校の裏手にある物見山でした。その後、高清水高原、学校近くのゴルフ場へ、今から約20年前の本校創立101年の年(平成14〔2002〕年)に蕨峠へと移りました。
過去には、昼食で遠野名物のジンギスカンを食べ、うさぎ狩り終了後に、山頂でクラス対抗型のレクリエーションを行いました。レクリエーション内容は、「段ボールすべり」競争でした。レクリエーション後は、来た道を戻り学校に帰りました。
令和4(2022)年は、遠野運動公園で開催されました。
本校創立17年目の大正7(1918)年から記録されている戦果によると、うさぎが最も多く捕れた年は昭和12(1917)年の6羽で、昭和54(1979)年の1羽を最後に、うさぎは捕れなくなっています。
そのためもあって、現在は「うさぎ狩り」といっても、本物のうさぎを追って狩るわけではありません。
今年度も、狩場は遠野運動公園で、うさぎ役を20人の生徒にお願いします。うさぎ役は、包囲エリアの中を縦横無尽に逃げ回ってほしいと思います。
本校のうさぎ狩りは、かつてテレビ朝日の番組「ナニコレ珍百景」でも取り上げられました(珍百景No.1126)。
今年も、この伝統あるうさぎ狩りを、大いに盛り上げていきましょう!