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自分にしか書けないものを作る・小論文

◆3学年を対象とした小論文講演会が開催

5月17日(火)の6校時。遠野高校では、3学年を対象とした小論文講演会が開催されました。
この講演会は、小論文作成のために必要な知識の習得と能力の育成を図ることを目的として、毎年実施されています。
最近の大学入試では、一般受験はもちろんのこと、学校推薦型選抜、総合型選抜において小論文は重要な位置を占めています。本日は、外部講師をお招きし、たっぷり2時間小論文の世界について学びました。

小論文講演会が始まります。

◆『落ちない』小論文=60点

小論文をいざ書こうとすると、とかく『満点を目指すぞ!』と力が入りますよね。でも講師の先生曰く、
『落ちない』小論文=60点だそうです。
そのためには、表現表記(話し言葉、漢字、原稿用紙の使い方)や構成、そして設問に正確に答えているかが重要になるそうです。
得意分野がテーマだったりすると、ついつい設問をよく読まないでするすると書いてしまいますよね。同じことを何度も書いてしまったり、句読点を最後のマスに詰めないとか…
講師の先生のお言葉、なかなか心理をついています。

◆オリジナリティを高めるために…

小論文の資料に目を通す生徒。集中しています。

オリジナリティを高めるためには、社会問題に対する知識・情報/論点が必要とのことです。意外にも他大学の過去問題を読むことが近道のようです。
過去問題は、小論文のトレンド、つまり各分野においてどういうテーマがよく取り上げられているのかを直接学ぶことができ、かつニュースなどから学ぶよりも効率よく傾向対策ができるとのことです。
自分にしか書けないものを作るには入念な情報収集が必要なのですね。

資料にはびっしりのメモ、本気度が伝わります

3年生は、今までぼんやりとした小論文について、どのような対策が必要か一通り学んだ様子です。6月17日には小論文模試が控えています。
自分にしか書けない小論文…
進路に向けてがんばってくださいね!


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