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【新遠野物語創造】自分の内側の感覚・感情とは何だ?

 10月29日(火)の6・7校時は、本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」(略して「遠野P」)の6回目の学習日でした。

ゼミF

 ゼミナールF「ニューノーマル時代の生き方」は、ももばち企画様にご協力いただいているゼミです。

 この日は、カードを用いたワークショップを行いました。
 広げられたカードには、「気持ち」を表す言葉が記されています。
 各グループでは、それぞれが自分の気持ちを表す言葉として相応しい言葉が記されているカードを5枚選んでいきます。
 選んだカードで「実は相応しいわけではない」と思われるカードがあったら、それを捨てて、より相応しいカードを選び直します。
 他の人が捨てたカードの中に、自分にとってより相応しい言葉が記されていると思うものがあれば、それを拾ってもよいのです。
 こうして、最終的に自分の気持ちを表すのにもっとも相応しいカードを5枚揃えたところで、それぞれが「なぜ、これらのカードを自分が選んだのか」について、グループ内で発表していきます。

ワークショップの様子

 ゼミFは、「これからの時代を生き抜くために必要な生きる力とは何か、これからの時代に必要な力を身につけるためにはどうしたら良いか。」をテーマに探究学習をしています。このテーマの根底にある問題意識は、「これからの時代は、これまでのような与えられた『正解』を効率よく処理していくIQ(頭の知能)重視の社会は終わり、与えられた『正解』ではなく、自分の内側の感覚・感情や根底の価値観を指針に生きていく、EQ(心の知能)重視の時代に変化していく」というものです。
 今回のワークショップでは、カードを用いて、それぞれが自分の心の中にあるものを表面化し、そのイメージを、発表することを通じて明確化しました。


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