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ゴールを決めるのは魂の構え

11月21日(火)6・7校時。
1学年を対象に、小論文講演会其の弐がありました。
本日も、前回同様代々木ゼミナール教育総合研究所主幹研究員鈴木勝博先生にお越しいただきました。

さて、「前回の講演後、自分で意識していることは何か」という先生の質問に、生徒達はプリントに意識していることを各々書いていました。

『スマホの使用時間を減らした新聞を読むようになった新聞で情報を手に入れるようになった』等書き入れていました。いいねえ。

また「知的に成長したと思われること」について、『様々な立場で物事を考えられるようになった、将来のことを真剣に考えるようになった』と書いていた生徒がおり、たった数ヶ月でこんなに成長するなんて!と思わず感動してしまいました。

自分の意識していること、成長したことをまとめています。

小論文の問題を解く時の調べ方については・・・
①現状を知ること
②解説記事を見つけ、読む
③専門家や識者の意見を見つけ、読む
④社説を読む

ことが大切なのだそう。小論文には、文の読解力はもちろん、それを支える文化的教養や社会的関心が豊かであることが大前提のようです。
世の中に興味や関心を持つってことが小論文上達の鍵のようですね。

記事を探しています。何に関心があるのかな?

後半は、講師の鈴木先生が「みんな全員立って!」
「自分の進路に関わること、あるいは『へえ~。こんなことがあるんだ。』と思った記事を3つ見つけて。見つけた人から座っていいよ!」

生徒達は新聞を見て関心のある記事を3つ見つけました。

その後、関心のある新聞記事について、隣の生徒同士が分かりやすく説明をしました。所謂インプットとアウトプットの練習ですね。
自分が理解していることを相手に分かりやすく伝えるため、理解した内容を分かりやすい言葉を整理して伝えなければいけない難しさを生徒は実感していました。

記事を目で追いながら説明していきます
生徒一人一人関心ある記事もそれぞれ
進路委員から感謝の挨拶がありました。

最後に鈴木先生がウィルコックスの「運命の風」という素敵な詩を紹介してくれました。

「同じ風を受けていながらある船は東に進み、またほかの船は西に進む。行くべき道を決めるのは疾風(はやて)ではなく、帆のかけ方なのだ。海の風は運命の風のよう。生涯という海路を辿るとき、ゴールを決めるのは凪か嵐ではなく魂の構えだ。」

遠高生は、日々知識を広げ、考えて生活をする大切さを教えていただきました!


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