高校生のための金融リテラシー講座がありました
令和5年12月6日(水)5校時目
本日は、3年生の文Ⅱクラスを対象に、「高校生のための金融リテラシー講座~ライフイベントと資産運用を考える~」が行われました。この講座は、お金の知識を通して生計を管理する能力を身につけ、将来の見通しをもって豊かな生き方を実現する態度を身につけることを目的として開催されました。
本日は岩手銀行遠野支店様から講師をお招きし、金融リテラシーについてと、ローンのこと、クレジットのことについてお話を伺いました。
¥第1部 金融リテラシーについて
金融リテラシーとは、「金融に関する健全な意思決定を行い究極的には金融面での個人の良い暮らし(well-being)を達成するために必要な、金融に関する意識、知識、技術、態度及び行動の総体」なのだそう。
つまり、人生のイベント(結婚・出産・老後など)には必ずお金がかかるということを認識し、自分の資金を自ら管理すること。ですね。
実際に結婚費用は平均362万円、住宅資金は平均3,495万円、教育資金は公立大学で792万円!老後の資金は月に約27万円かかるのだそう。すごくお金がかかるのね!
自分の人生の生活設計を考えお金を貯める、運用することが大切であることを第1部で学びました。
¥第2部 ローンとクレジットについて
第2部は、お金を借りる仕組み、クレジットカードやローンの仕組みについいて学びました。お金を借りることは、つまり金利が発生するということ、またローンの種類によって金利の高低差があること、クレジットカードの支払い方法や多重債務についてといった、現実的に発生するリスクなども分かりやすく説明していただきました。
身の丈に合った買い物をしないと、とんでもないことが発生するのですね。
¥本日の講座の振返りをみんなで行いました
最後に生徒たちは、今日の講座を通して感じたこと、今後に生かしたいことなどを用紙に書き込んでいました。生徒は、初めて聞いた言葉もあり難しさを感じたようですが、人生設計とお金の関係について十分理解できたようです。