〝払うべき〟税から〝払いたい〟税に
本校3年生の佐々木緑登さんが、釜石間税会主催、令和5年度「消費税・間接税の標語」において優秀賞を受賞しました。
標語は、このnoteのタイトルと同じ、「〝払うべき〟税から〝払いたい〟税に」です。
釜石間税会さんは、消費税を中心とした間接税の広報活動を行っており、釜石・遠野・大槌に通学している生徒を対象に「消費税・間接税の標語」の募集を毎年実施しています。
因みに、佐々木さんは、令和3年度においても「消費税増税のメリットについて考える」と題した税に関する作文で釜石税務署管内税務関係団体協議会会長賞を受賞しています。
今回の受賞を受け、本人へ感想を聞いてみました。
「最初受賞したときは驚いた。標語を作るのだからそれなりの思いを込めようと思ったが、消費税という、直接的な言葉はあまり使いたくなかった。消費税という言葉をあえて入れずに、言葉の語呂、俳句の5・7・5のリズムをイメージして作った。その方がわかりやすく相手に伝わりやすいと思ったから。」とのこと。
この標語は、公民の授業中、10分程度で考えたそうです。
佐々木さんは、「税について何がメリットで何がデメリットか。結局のところ私達は、わかりやすさだけでそれを判断してはいないだろうか。見えていない部分を理解して初めて税の価値を判断できるわけで、それは万事にもあてはまるのではないか。」とも話していました。
増税しても、そのお金が、私達の目に見える、生活において、安心を実感できるそんな使い方をしてほしいものです。