SNS犯罪について、学びました
体育館の講演会 実施は3年ぶり
さて、本日(令和5年4月14日〔金〕)は、マナーアップ講座①がありました。今回の講師は、遠野警察署生活安全課の方をお招きし、SNS犯罪について講演していただきました。
マナーアップ講習会は、ここ数年コロナ感染症対策のため、資料を読む、放送による講演でした。体育館での対面型の実施は3年ぶりです。
遠野警察署の方も、「コロナ前の実施で。」とお伝えした際、「大切なことを対面でお話しできるのは良いですね。」とおっしゃっていました。
心の隙間を巧みに利用するSNS 犯罪
講演の前半は、SNS犯罪に巻き込まれていく女子高生のDVD を視聴しました。
女子高生のSさんは、天文部に所属しているまじめで優秀な生徒です。でもそんな彼女にも誰にもありがちな友人関係についての悩みがありました・・・。
寂しい思いをしていたその時、見知らぬ女子高生からの投稿が。心の隙間を埋めるようにSさんは、その女子高生と会話を始めます。
実はその女子高生が犯罪者であることも知らずに。犯罪者の男は、なりすましだったのです!
男は、巧みにSさんに顔写真、上半身の写真を投稿させます。全裸写真の要求に拒否すると、男はこれまでの情報からSさんの実名や出身校、友人に対する誹謗中傷発言全てを暴き、執拗に脅迫します。なんと怖い。
SNS犯罪に巻き込まれないために…
後半は、SNS犯罪に巻き込まれないための防止策について説明して頂きました。
誕生日や電話番号などすぐ他人が予測できるパスワードは使用しない。
画像の投稿は、特定される可能性があるので十分気を付けること。
SNS で知り合った相手が、なりすましの場合があるため、巻き込まれないよう注意する。
何かあったら、一人で対処しようとせず、周りの大人や警察に相談すること。
具体的なアドバイスをいただきました。
講演後の感想を聞くと・・・
『(DVDを見て)怖かった。』
『自分がすぐ分かるようなパスワードにしていたので気を付けたい。』
『画像の投稿も考えてから』
などなど、身近に使用するスマホゆえに考えさせられることが多かった様子です。
次回の講演会は交通安全です!