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【新遠野物語創造】今年も始まります!「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」!

 皆さんこんにちは!
 今回は、5月21日(火)の6校時に行われた、令和6年度新しい『遠野物語』を創るプロジェクト開講式の様子をお届けします!

 開講式では、講師の方をお招きしての講演が開催されました。今年の講師は、令和2(2020)年度まで、副校長として本校に勤めていらした鈴木徹先生です。

令和2(2020)年度まで遠野高校の副校長を務められていた鈴木先生。
総合的な探究の時間についての、超のつくエキスパートです。

 まずは、この「新しい『遠野高校』を創るプロジェクト」が始まった歴史について。本校の探究学習である「新しい『遠野高校』を創るプロジェクト」は、平成29(2017)年度にスタートしました。スタート当時は、「総合的な学習の時間」での学習活動でした。
 このプロジェクトのそもそもの目的は、「日本の永遠のふるさと」を標榜する遠野市で、「遠野郷の子どもは遠野で育てる」というモットーのもと、「地域を再認識しグローバルな視点に立って地域の課題を解決し、持続可能な地域の創生に資する人材の育成を図ること」でした。
 さらに「この取り組みを10年間続けることができれば、地域から素晴らしい人材を輩出できる」というのが当初の狙いだったのですが、なんと…

 1年目の取り組みで、遠野市を動かす!(高校生のための自習スペースを作っていただきました。ありがとうございます!)
 2年目には、岩手県で行われたプレゼン大会で決勝に進出!
 3年目には、岩手県で行われたプレゼン大会で優秀賞獲得!全国大会に出場し優秀賞!!NHKで放映!!
 4年目には、文部科学省(教職員支援機構)プレゼン優秀賞!
 と、全国的に注目される取り組みとなったのです!!

真剣に鈴木先生の話を聴く一年生たち。
遠野高校の活動って、結構すごいんですよ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 こうして新しい『遠野物語』を創るプロジェクトは今日まで連綿と続いているわけですが、このプロジェクトがこれからさらにステップアップしていくためには何が必要なのでしょうか?
 そこで鈴木先生から紹介されたのが「対話型論証法」という方法です。

「対話型論証法」のポイントは次の3つですと、鈴木先生。
1.あらゆる主張には「根拠」が必要!根拠とは「事実・データ」と「論拠・理由づけ(言えること)」からなる。
2.物事には必ず異なる意見がある!
3.異なる意見を採り入れて、さらに高いレベルの「提言」を行うこと!

 では実際に「対話型論証法」に取り組んでみましょう。
 お題は「長距離自動車専用道路のPAに、トイレを設置することに賛成ですか?反対ですか?」です。さぁ皆で考えてみましょう!

「200何キロ以上運転する時に、トイレに行けないってキツくね?トイレはあったほうが良いよ」
「でもトイレが無いことで、自動車専用道上のPAではなく、
一般道上の道の駅を利用してもらう機会が増えて、地域経済が活性化するかも」
「道の駅のトイレを利用するために、いちいち自動車専用道路から
下りるのは面倒なだなぁ…」
「でもPAにトイレができたら、
皆道の駅を寄らずに素通りしちゃうよね。お客さん減っちゃう。」

 皆さん、ああでもない、こうでもないと知恵を絞って話し合っています。
 さて、この中から「PAにトイレを設置する」ことと、「地域経済に活性化させる」ことを兼ね備えた良いアイディアは出てくるでしょうか…?

Q.この課題を解決するあなたの提言は?
A.PAに無人販売エリアを作って、そこで道の駅の商品を置く。そうすれば、
トイレ利用でPAに寄った人にも、地域の商品を見てもらえると思います。
Q.この課題を解決するあなたの提言は?
A.PAに地域の観光スポットを案内するポスターやチラシを貼ります。
トイレに寄った人が 思わず行ってみたくなるように宣伝することで、
地域に人を集められればと思います。

(※写真がボケました。ゴメンナサイ!)

 いかがでしょうか?
 2人とも異なる意見を踏まえた上で、よりよい最適解を導き出せたのではないでしょうか。
 遠野高校ではこれからも、こうした地域の課題を解決するための資質と能力を備えた人材の育成に取り組んでいきます。
 令和6年度の「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」にも是非ご注目ください!


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