
哲学の庭
本校の校舎東側には、「哲学の庭」という石畳の庭があります。

石畳の庭の向こう側の建物は第2体育館。
この庭は、本校の創立100周年記念事業として竣工されたものです。

本校は、平成13(2001)年に100周年を迎え、同年、記念式典を挙行しました。
哲学の庭は、生徒達が多目的に使用できる場として設けられたものです。生徒達が樹林の風の音を感じ取り、自然浴をしながら穏健な心を培うなど、精神を涵養する場になることを願って整備されました。


哲学の庭は、100周年記念式典の翌年、竣工されました。
哲学の庭の竣工と合わせて、本校のセミナーハウスである「城西会館」周辺の整備も行われました。

校舎の東側にあるのに「城西」会館。
この場合の城とは、遠野南部氏の居城「鍋倉城」のことです。
この城の西側麓に設けられたから「城西」です。
もともと、「城西会館」とは、本校の淵源である旧制遠野中学校の寮のことでした。

哲学の庭から城西会館に続く辺りは、今でも遠高生の憩いの場所です。
Peripatos(「ペリパトス」と読みます。英語ではPeripatetic)とは、ギリシア語で散策路、遊歩道を意味しています。