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【新遠野物語創造】白杖体験をしました

 9月17日(火)の6・7校時は、本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」(略して「遠野P」)の3回目の学習日でした。

第1体育館をスタート地点として白杖体験をしました

 ゼミナールG「地域共生社会におけるレクリエーションのありかた」は、遠野市社会福祉協議会様にご協力いただいているゼミで、「地域共生社会の実現に向け、障がいがある人・ない人でも一緒に楽しめるレクリエーション
を考える」をテーマに探究学習をしています。

「気を付けながら~、小さな階段を登ってみましょう~」
『怖い~・・・』

 この日は、「福祉教育」についての講義。体験学習を主にしながら受講しました。

「今度は、校舎に移動してみますよ~。サポートしっかりね~」

 体験学習では白杖体験(アイ・マスク体験)を行い、視覚障害のある方の気持ちを理解し、バリア・フリー、ノーマライゼーションとは何かを実感するために、アイ・マスクを装着し白杖を使用した状態での歩行を体験しました。

「階段を昇って3階まで行ってみましょう~」

 アイ・マスクを着用した生徒は、白杖を使い、一歩一歩足どりを確かめながらゆっくりと歩きました。サポート役の生徒は、目の前の障害物や方向を指し示したり等を行いながら、支援をする人の難しさを実感しました。

3階の教室で講義を受講
「実際に体験してみて、どうでしたか?」

 アイ・マスクを着用して歩行体験した生徒とサポート役の生徒は、お互いの息を合わせ協力しながら、慎重に歩行体験をしました。

「それでは、第1体育館に帰ります。下りも気を付けてね」
『えっ、これ砂利?』

 視覚障害のある方の立場になって驚いたり怖く感じたり、また、晴眼者としてサポートしながら、説明の難しさや支援の難しさを実感したりと、貴重な体験になりました。


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