【新遠野物語創造】白杖体験をしました
9月17日(火)の6・7校時は、本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」(略して「遠野P」)の3回目の学習日でした。
ゼミナールG「地域共生社会におけるレクリエーションのありかた」は、遠野市社会福祉協議会様にご協力いただいているゼミで、「地域共生社会の実現に向け、障がいがある人・ない人でも一緒に楽しめるレクリエーション
を考える」をテーマに探究学習をしています。
この日は、「福祉教育」についての講義。体験学習を主にしながら受講しました。
体験学習では白杖体験(アイ・マスク体験)を行い、視覚障害のある方の気持ちを理解し、バリア・フリー、ノーマライゼーションとは何かを実感するために、アイ・マスクを装着し白杖を使用した状態での歩行を体験しました。
アイ・マスクを着用した生徒は、白杖を使い、一歩一歩足どりを確かめながらゆっくりと歩きました。サポート役の生徒は、目の前の障害物や方向を指し示したり等を行いながら、支援をする人の難しさを実感しました。
アイ・マスクを着用して歩行体験した生徒とサポート役の生徒は、お互いの息を合わせ協力しながら、慎重に歩行体験をしました。
視覚障害のある方の立場になって驚いたり怖く感じたり、また、晴眼者としてサポートしながら、説明の難しさや支援の難しさを実感したりと、貴重な体験になりました。