🐰会長のひとりごと#6
皆さんこんにちは。今回はとあるJKが推しの画家を語りたいと思います。
私の推し画家、それは「藤城清治」さんです
私の推し画家、それは「藤城清治」さんです。「藤城清治?…誰だそれ。」という方のために簡単な紹介をしたいと思います。
藤城清治(ふじしろ せいじ)
誕生日 1924年〈大正13年〉4月17日
現在99歳
日本の影絵作家。キャラクター「ケロヨン」の原作者。
栃木県那須町で個人美術館をかまえ営業
絵を知ったきっかけは、NHKで放送している日曜美術館
なぜ藤城清治さんの絵を知ったきっかけは、NHKで放送している日曜美術館です。私が子供のころ、母と一緒に観ていたらこの藤城清治さんの特集だったんです。最初観たとき影絵のことを全く知らなかった私は不思議な感覚でした。なんで人の顔が黒いんだろう、なんか怖いな、でもすごくカラフルで綺麗だな、こんな感じでした。そして番組を観ていると、1枚1枚真剣に作品を作り出していく藤城清治さんの姿が映し出され驚きました。だってあんなに細かい作業を機械ではなく人が作り出しているなんて子供の私には信じられませんもん。
そこから藤城清治さんの影絵にハマり、番組を録画していたので何回も観ました。そして小学校の図書室に藤城清治さんの影絵で描いた絵本がありました。
題名は「銀河鉄道の夜」でした。
藤城清治さんの絵とお話はどちらも良いところを引き立て合い、何回も読みました。
年末が近づくと藤城清治さんの影絵のカレンダーを買っています
私の家族は藤城清治さんの絵が大好きで、年末が近づくと藤城清治さんの影絵のカレンダーを買っています。寝室にプチ美術館を作るくらい大好きです。展覧会にも行きました。もちろん美術館にも。あまりネタバレはできませんが、その中で1番心に残っているのは影絵を水に映し出した作品です。水に反射する影絵は幻想的な世界を作り出していました。
「一緒に前に進もうよ」
実は藤城清治さん東日本大震災の絵を実際被災地に訪れ作品にしてくださいました。あの第1原発で放射線汚染がされている地域に足を運び、限界ギリギリまでその場で絵を描き影絵の作品にしてくださいました。
私も子供ですが、大震災を経験した1人です。完成した絵を見た時、涙が止まりませんでした。あの津波にのみ込まれる絶望と悲しみ、二度と戻ることは無い人の命、街のにぎわい。だけど、そんな町に小人がエールを送っていて、「きっと、大丈夫。」「またいつかみんなが笑える日が来るから」「一緒に前に進もうよ」私達に寄り添うような小人たち。
いつ見ても心が温かかったです。
一緒に藤城清治さんの夢を叶えるお手伝いをしませんか?
100歳向けて藤城清治さんは現在の美術館の近隣に新たな美術館を設立するという夢を叶えるため、現在クラウドファンディングを実施しています。もしこんなJKの語りで興味を持ってくださった方がいたら一緒に藤城清治さんの夢を叶えるお手伝いをしませんか?
では次の記事でお会いしましょう。遠野高校生徒会長でした。