あなたは、あなたの食べた物、飲んだ物以外からは何一つ作られません。
令和6年2月27日(火)の6校時、社会科教室において、遠野市総合教育センターの栄養士である菊池香様を講師として1学年を対象に食生活改善講習会(フレッシュサークル)を開催しました。
この講習会は、遠野市の第2期国民健康保険保健事業実施計画に基づいた高校生健康生活定着事業の一つで、「生活習慣病の予防と食の自立」をテーマに行われました。
生徒達は、普段食べているカレーライスやラーメン、ケーキなどのメニューを実物大の食品サンプルを選んで組み合わせて食事診断を受け、栄養バランスについてアドバイスを受けました。
講習会で使用された食品サンプルにはICタグが付けられています。
選んだサンプルをトレーに乗せて、パソコンにつないだセンサーに置くと、エネルギー、炭水化物、脂肪、食塩などの栄養項目がすぐに数値化されました。
このシステムは、選んだ食品のデータをパソコン画面に表示し、その場で世代や性別による適正な摂取量との比較を5段階で表示するという、優れモノでした。
この分かり易さにより、生徒達は自身の食生活の課題を明確に理解できました。
栄養バランスって大事ですね。
生徒達は、「生命の鎖という栄養バランス理論」を唱えたロジャー・ウィリアムス博士の名言「あなたは、あなたの食べた物、飲んだ物以外からは何一つ作られません。これは学問的にも真実です。」を実感しました。
この講習会で、生徒達は自分が食べてる食事が栄養的にどうなのか、自分自身のBMI値は適正なのかを確認しました。
そして、栄養バランスのとれた食事を摂るためには、外食やコンビニを上手に使うといった工夫も大切だと学びました。