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カッパ狛犬が、常堅寺にいますよ

 常堅寺(遠野市土淵町)には、全国的にもとても珍しいカッパの狛犬がいます。

カッパ狛犬

🌸常堅寺

 常堅寺は、室町時代である延徳2(1490)年開山の曹洞宗の寺院です。

山門の仁王像は、もともと早池峰妙泉寺の山門にあったものです。
仁王像は、遠野市指定有形文化財です。
明治初期の神仏神仏分離後常堅寺に移されました
本堂
本堂には、疫病をなおすオビンズルさまと、道元禅師の木造があります。
道元禅師像は、遠野市指定有形文化財です。
寺の守り猫(?)が、索敵のため近づいてきました。
「縄張りに入ってきたこいつは、敵ではない」と判断したようです。

🌸カッパ狛犬

山門を入って、左手にある十王堂
十王堂前に一対のカッパ狛犬がいます。

 カッパ狛犬は、境内左手にある十王堂の前にいます。
 頭部がくぼみ、水が貯えられるようになっています
 馬を川に引きずり込むいたずらに失敗したカッパがお詫びをして許され、母と子の守り神になり、常堅寺が火事がみまわれた際には、頭の皿から水を吹き出して消し止めたという云われがあります。時の住職が、火を消し止めてくれたことを感謝し、カッパ狛犬として祀ったのだそうです。

カッパ狛犬の東部は平らで、窪んでいます。
窪みに何か見えます・・・
窪みにはお賽銭が入っていました。

 遠野の郷には、民話が生きています。

常堅寺のそばにホップ畑があります。
遠野市は、ホップ生産量日本一です。


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