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【新遠野物語創造】車椅子体験をしました

 10月1日(火)の6・7校時は、本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」(略して「遠野P」)の4回目の学習日でした。

「今回は、外で車椅子を利用したキャップハンディ体験を行います」
「車椅子に乗って階段を降りてみますが、このとおり大変です」

 この日、ゼミナールG「地域共生社会におけるレクリエーションのありかた」は、白杖体験を行った前回9月17日に引き続き、「福祉教育」についての講義。キャップハンディ体験学習を主にしながら受講しました。

「実際に車椅子に乗って移動してみると、多くの気付きが得られますよ」

 ゼミナールG「地域共生社会におけるレクリエーションのありかた」は、遠野市社会福祉協議会様にご協力いただいているゼミで、「地域共生社会の実現に向け、障がいがある人・ない人でも一緒に楽しめるレクリエーション
を考える」をテーマ
に探究学習をしています。

『砂利だと、動かないんですが~』
『こうだっ!』
『うわー』

 体験学習では車椅子体験を行いました。実際に車椅子に乗り操作しました。サポートにも挑戦しました。

「注意しながら、道路に出てみましょう」
『こっの石畳っが~』

 実際に体験してみると、普段何気なく歩いている道が、実は段差があったり緩い坂だったりしていることに気付きました。
 また、砂利や石畳、草地などでは車椅子で移動し難いのだということにも気付きました。

『これは大変だ~』

 健常者にとっては何気ない普通の道であっても、車椅子利用者にとっては、とても不便で、危険がたくさんあるのだと気付きましたし、サポートの大切さを実感しました。

『やっと、道路だ~』

 体験してみて、生徒達はバリア・フリーな環境がとても大切なのだということを痛感しました。


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