【新遠野物語創造】フット・ベースを工夫してみました
12月18日(水)、冬休み直前のこの日は、冬季特別授業の日でした。
一般教科の授業は午前中だけで、午後は、本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」(略して「遠野P」)の9回目の学習日でした。
ゼミナールG「地域共生社会におけるレクリエーションのありかた」は、遠野市社会福祉協議会様にご協力いただいているゼミで、「地域共生社会の実現に向け、障がいがある人・ない人でも一緒に楽しめるレクリエーションを考える」をテーマに探究学習をしています。
この日は「探究学習の振り返り」を行う日でしたが、ゼミGのあるグループでは、前回の学習日に欠席者が多かったため、この日に、前回実施予定だった「障がいのある方も楽しめるレクリエーションについて考え、上手く楽しめるかどうかについて検証する」を実施しました。
このグループでは、フット・ベースについて検証しました。
このレクリエーションは、投手が、鈴の入ったサッカー・ボールを転がし、キッカーがそれを蹴ったり、車椅子のバッターがそれを打ったりするものです。キッカーは視覚に障がいのある方を想定していて、アイ・マスクをして蹴りました。
投手の背後に並べた三角コーンには役割があり、白色のコーンにボールが当たるとアウト、白色のテープを巻いた赤色のコーンに当たるとホーム・ランというように設定しました。
本来のフット・ベースはキッカーがボールを蹴るゲームのようですが、「誰もが楽しめるレクリエーション」を目指して工夫したものを、検証しました。