【新遠野物語創造】√数が苦から数楽へ
√数学教室が開催されました!
令和6年1月21日(日)10:00
この日は、雨雪☔。ちょっと荒天…
本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」の校内ゼミナールJ「『数が苦』から『数楽』へ 自ら楽しめる教材・教具開発を通して」が、地域の児童・生徒を対象に『数楽教室』(すうがくきょうしつ)を開催しました。
このゼミは、「数学が得意な人にも苦手な人にも、数学に親しんでもらえる方法を考えよう!」をテーマに、探究学習をしています。
今回の数楽教室開催に向けて、昨年12月から地域の小中学生へ案内を出し参加を募りました。その結果、小中学生をあわせ27名の参加がありました。中学校の先生や保護者の皆さんを合わせると約40名の参加!
本校の生徒達はだんだん緊張してきましたよ。
あれ?タイトル誤字じゃない?って思いますよね。いいえ、間違いではありせん。数「学」ではありません。数「楽」です。
√開会式では、2年生がタイトルの理由を説明しました。
本校の生徒達は、この日に向けて、「幅広い年齢層の子ども達に数楽を実感してもらえる方法」について、自分達も楽しみながらアイディアを出し合い、内容をブラッシュアップしてきました。
開会式では、本校の代表生徒2名が本日のイベントのタイトルについての説明をしました。
「数学って、苦手だとか、分からないっていう人は多いはず。だから、数が苦(数学が苦手)な人が、数学をおもしろ楽しく学ぶことで、数楽(数学って案外楽しいんだ!)にしようと、これまで遠野高校生がいろいろなおもちゃ(教材)を考えて手作りしてきました。皆さんには、ぜひ私たちが作ったもので、体験し、楽しんでいただきたい思います。」
√中学1~2年生は、「ヘクソミノ」
6つの正方形がつながったものを「ヘクソミノ」と言います。
いろいろなパターンで6つの正方形がくっついた展開図が沢山あります。
でも立方体にならない展開図もあるよ。
さあ、この展開図からどんなパターンが考えられるでしょうか?
中学生の皆さんは、いろいろ展開図を手に取りながらパターンを探していました。
√小学4~6年生は、BINGO!
もちろんフツーのビンゴゲームではありません。数学的要素がちゃんと入っています。
√小学1~3年生は、「さんすうおみくじ」
小学生1年~3年生を対象とした「さんすうおみくじ(御神籤)」。もちろん、大吉や小吉も書いてありますが、計算もあります。
「大吉あったよ!」と喜ぶ小学生。…でも計算はちょっと難しいのもあり、小学1年生はちょっと苦戦。
√〔後半〕中学生は、計算トランプで勝負
高校生が出す数字から、トランプのカードを使って「+」「-」計算でその数字が成立するパターンを考えます。より多くのカードを使って計算できたチームが勝ちです。結構頭を使います。チーム対抗戦ですから、競争したくなりますよね。
√〔後半〕小学生は、さんすうウォークラリーをしました
後半は、小学生を対象にすうがくウォークラリー。図書室を使っての探検。
分からないところは、高校生のお姉さんが優しく丁寧に教えてくれました。
こんなに楽しかったら、さんすうも好きなるかな…。
イベントの最後は、参加してくれたみなさんへアンケートのご協力を頂きました。『楽しかった』『分かりやすかった』というコメントがあって生徒もほっと一安心。数楽教室が終わった後は、協力していただいた小中学生のみなさんへお菓子のプレゼント!
沢山つかんだ分だけお菓子をお土産に持ち帰っていただきました。
数楽教室にお越しいただいた、27名の生徒さん、ご引率いただいた先生方及び保護者の皆様、本校の探究活動にご理解とご協力いただき誠にありがとうございました。