🌸『高み』に立つと新しい世界が見える~表彰式・終業式~
令和6年3月21日(木)1校時~。
三寒四温とはいうものの、岩手はまだ冬のような寒さ。
この日、第一体育館にて賞状伝達式及び学校表彰式、並びに令和5年度の終業式が実施されました。
★賞状伝達式
賞状伝達式にて表彰状を伝達されたのは、以下のとおりです。
なお、今回の表彰状は、冬休み以降の活動実績について表彰されたものです。
「小さな親切」実行賞は、昨年の12月22日、遠野ショッピングセンターとぴあにて行われた遠野高校吹奏楽部+音楽部のクリスマス・コンサートが評価され、推薦を受けて受賞したものです。すてきなコンサートでしたもんね。
表彰された生徒の皆さん、おめでとうございます!
★学校表彰式
学校表彰式では、皆勤者の表彰がありました。
今年度の皆勤者は、2年生が32名、1年生が21名でした。
一日も休むことなく学校へ登校することは、簡単なことのようで実はとても難しいことですよね。来年度も継続して皆勤を目指してほしいものです。
★【終業式】目標達成に向けて一日一日の歩みを大切にするためには、行動すること、積極的にチャレンジすること・・・
終業式では、校長先生から全校生徒に向けて、令和6年度も飛躍の年となるよう積極的に行動し、チャレンジすることについて話していただきました。
校長講話の内容は、以下のようなものでした。
まず、賞状伝達式で、今、賞状を渡した皆さん、それぞれ、素晴らしい成果を挙げてくれました。この実績に満足することなく、2カ月後に迫った高総体や、各種大会、コンクールで、更なる高みを目指して、努力を継続してもらいたいと思います。高みに立つことで、初めて知ることができる世界がありますので、それを実感してほしいと、切に願っています。
本日は皆勤賞の表彰もありましたが、休まずに、学校に来る、ということは、当たり前のことのようですが、実は、自己管理がしっかりできていないと、簡単にはできないことです。また、休まないことは、社会的にも評価されることですので、ぜひ、今後も皆勤賞を継続して、できるだけ多くの人に3年間での皆勤を達成してもらいたいと思っています。2つの式のいずれについても、この1年間の皆さんの努力に、敬意を表したいと思います。
さて、令和5年度も、残すところ、あと10日余りとなりました。この1年間を振り返ってみると、4冠を獲得し、2度の全国大会出場、東北新人大会3位の大活躍をしたサッカー部を始めとして、1カ月前に発表会があった「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」における探究学習においてなど、皆さんは様々なことにチャレンジして、大きな成果を挙げてくれた素晴らしい1年間だったと思っています。皆さんが挙げた成果は、一日一日の積み重ねの結果に他なりません。
ただ、人生は長いです。特に若い皆さんにとっては、永遠に感じるほどの長さかも知れません。そのため、一日一日の重みを実感できないこともあるかもしれません。しかし、「永遠のように感じる」というのは、あくまでもイメージに過ぎません。現実は、その人がどのように感じていたとしても、着実に一日一日の歩みが積み重なっています。ですから、一日一日の歩みを大切にしないということでは、進歩はないものと考えて欲しいと思います。
ただ、生き物である私たち人間は、考え方も行動も、指示された内容を合理的・最短距離で解決するコンピュータとは違って、ゆらぎながら進む存在です。トーマス・エジソンの名言である「失敗は成功の母」という言葉は、このゆらぎながら成功に向かうという人間の真実を示しています。ゆらぎながらも、目標達成に向けて一日一日の歩みを大切にするためには、行動することです。積極的にチャレンジすることです。
でき得るならば、皆さんが様々な課題に対して積極的にチャレンジして、それぞれの持っている力を100%開花できる人生であってほしいと思っています。令和6年度の飛躍を期待しています。
★【終業式】学校の過ごし方について具体的に考える
生徒会長の挨拶では、以前の生徒会アンケートの結果にふれ、校則、制服など様々な部分で生徒側が変えて欲しいと言う意見があったという報告がありました。そして、これらの提案通りの学校生活にするために、まず私達が学校の過ごし方について具体的に考え、マナーを守ることが1番大切で、もう一度一人一人がこれらについて意識し、考えてほしいという訴えがありました。最後に、「新年度、新しい教室で新たな生活が待っており、最高のスタートが切れるよう、自分たちが今出来ることを考えながら学校生活を迎えましょう」という話で、締め括られました。
次は、離任式になります。ちょっと寂しくなりますね。