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《学校案内》岩手県立遠野高等学校


🌸概要


本校は、明治34(1901)年に設立された旧制中学校を淵源とし、令和5(2023)年に創立122周年を迎えた歴史と伝統ある普通高校です。勉学はもちろん、生徒の自主的、自発的な活動がたいへん盛んで、サッカーの強豪校としても有名です。
令和5(2023)年度の学校紹介用PVです↓

R5高総体県大会サッカー競技優勝
R5全国高校サッカー選手権県大会優勝

基本情報(設置学科・所在地・℡等)

校名:
岩手県立遠野高等学校
設置学科:
普通科

R5体育祭

所在地:
〒028-0525 岩手県遠野市六日町 3 番 17 号
Tel:事務室(代表) (0198) 62-2823
   職員室  (0198) 62-2824
Fax:(0198) 62-2805
公式ホームページURL:
http://www2.iwate-ed.jp/ton-h/ 
代表メールアドレス:
ton-h@iwate-ed.jp

R5年1学年の数学の授業の様子

開校記念日:
5 月 19 日
校長名:
伊藤 正則(いとう まさのり)
校章

校章(武田菱とスズランを配したデザインです)

校歌

イメージキャラクター:
鍋城くん(遠野高校創立90周年(平成3〔1991〕年)を記念して制作)

鍋城くん

令和6年度年間行事予定表

令和6年4月1日現在

令和6年度日課表

曜日と曜日は7校時授業です!

令和6年度教育課程

アクセス

遠野市域地図

🌸校訓★校是★教育目標

校訓★校是

校訓
修徳尚武
「しゅうとくしょうぶ」と読みます。「徳を修め、武を尊び、心身ともに豊かになること」という意味です。本校の創立100周年時に校訓として定められました。
校訓
師弟一如
「していいちにょ」と読みます。「先生と生徒が一つとなって、真理を探究し、校訓を実践すること」という意味です。

R5体育祭

目指す学校像

1 地域とともに歩む学校
2 満足度の高い学校
3 生徒が輝く学校

R5情報Ⅰの授業

行動指針

生徒グローバルに考え、ローカルに行動し、未来を切り拓いて行く力を身
  につける。
教員:生徒の多様な能力の開発と伸長を追求し、自らも学び続け、資質の向
  上を図る。

教育目標

本校は、次のような人材の育成を目標として教育実践を行います。
1 豊かな知性と人間愛をもつ人
2 高い徳性と美を求める心をもつ人
3 強い体力と自主・自立の精神をもつ人

R5修学旅行

🌸スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー

校訓「修徳尚武」の下、以下の力を育成します。
1 「確かな学力」「物事について根拠をもとに疑問を持ちながら思考し正しく認識する力」「必要な情報を選択し解決の方向性や方法を比較・選択し結論を決定していく力」及び「自分の言葉でわかりやすく表現する力」を育成します。
2 「自己管理能力」を高めながら「身につけた知識や技能を活用する力」を育成します。
3 「自己を肯定する力」「他者を理解し共感する力」及び「自他の生命や人権を尊重する力」を育成します。
4 「世界を感動とともに捉えられる力」「自他に対して優しく思いやりを持って対応できる力」及び「他者と協働して活動する力」を育成します。
5 グローカルな視点を持って「主体的に未来を切り拓く力」を育成します。
6 生涯を通じて健康な生活を送ることができる「健やかな心と体」を育成します。

カリキュラム・ポリシー

校是「師弟一如」の精神に則り、以下の教育活動を行います。
1 本校教育の三本柱として、以下の教育活動を行います。
 (1) アクティブ・ラーニングの視点やICTの活用などにより授業改善を図り、「わかる授業」 の実践や、「主体的・対話的で深い学び」により、確かな学力が身につく教育活動を行います。
 (2) 創立から120年を超える伝統と、これまで培ってきた地域との信頼関係を基盤に、地域や産官学と連携して、総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」を通じて、自己のあり方や生き方を考えながら、これからの社会に貢献するグローバルな視点を持ち地域の活性化に資する人材(グローカル人材)として必要な資質・能力を育成する教育活動を行います。
 (3) 海外派遣や学校外関係機関等との交流、海外の高校生を受け入れて交流を図るなどの対外交流事業に、様々な制度を活用して積極的参加を促すことで、異文化理解を深める教育活動を行います。
2 特別活動や体験活動など学校の教育活動全体を通じて、豊かな心や協調性を培う教育活動を行います。
3 体育・健康に関する指導など学校の教育活動全体を通じて、健やかな心と体を養う教育活動を行います。

アドミッション・ポリシー

基礎的な学力を有しており以下のいずれかに該当する生徒を求めます。
自分自身や仲間を大切にしながら、自らの個性や長所を伸ばそうと努力する生徒。
豊かな知性を求めるとともに、地域や社会の発展に貢献したいという志を持っている生徒。
部活動や生徒会活動などに積極的に取り組み、充実した学校生活を送る意欲を持っている生徒。

R5年全国高校野球選手権岩手県大会

特色化・魅力化ビジョン

R5体育祭

🌸特色ある教育活動

教育課程の特色

 生徒個々の適性や進路希望に応じられるよう、学年進行のコース設定をしています。各コースではその特色を十分に発揮できる学習内容に編成しています。

2学年から理系文系のコースに分かれます。
3学年になって、文系コースは、
文Ⅰ文Ⅱの2コースに分かれます。

学習活動等

 遠野高校では校内にWi-Fi環境を整え、生徒・教員が日々の授業や連絡などにスマート・フォンなどを幅広く活用しています。
 また、ICTの活用やアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善に取り組み、生徒の確かな学力の育成を目指しています。
 本校の総合的な探究の時間については、「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」と称し、市内外の団体の協力を得ながら、教員・生徒一丸となって「探究活動」に取り組んでいます。自己のあり方や生き方を考えながら課題を発見し、解決に向けての道筋を探る中で、思考力や判断力、主体性や協働性などの、これからの社会で求められる能力を身につけています。

生徒会活動

 全国唯一の伝統行事で隔年開催「うさぎ狩り」「体育祭」や文化祭である「鍋城祭」等を実施し、全生徒の交流を図っています。

R5鍋城祭

国際交流

 毎年、さまざまな制度を活用し、アメリカや台湾などへ、多くの生徒が羽ばたいています。また、これまで海外の高校生を多数受け入れ交流を図り、異文化理解を深めています。

ボランティア、地域活動等

 近隣の福祉施設ボランティア、清掃活動やお祭りへの参加を通し、地域の課題に向き合い、地域貢献活動に積極的に取り組んで探究活動に活かしています。

R5体育祭

部活動の種類

令和6年度部活動一覧
※マネージャーは除きます。
R5X'masコンサートinとぴあ
R5高総体県大会

部活動の主な実績(全国・東北大会)

陸上競技部
 平成30年度から4年連続東北大会出場。
 令和元年度、東北大会出場。男子200m、男子400m〔5位〕、男子800m、男子400mH、女子やり投。インターハイ男子400m出場。国体男子400m出場。
 令和2年度、女子やり投東北新人大会8位。
 令和3年度、岩手県高等学校総合体育大会女子やり投2位。同東北大会8位。
剣道部
 令和2年度県新人大会女子団体3位。
弓道部
 令和元年度東北総体(ミニ国)少年女子団体優勝、遠的競技優勝。
 令和元年度茨城国体少年女子近的競技8位入賞。
 令和元年度東北高校弓道選抜大会女子個人5位。
 令和2年度岩手県高等学校通信弓道錬成大会女子団体3位。
  ※高総体代替大会
 令和4年度岩手県選手権大会高校女子個人優勝。
サッカー部
 令和5年度の出場で、30回の全国高校選手権出場を誇る。
 平成17年度全国サッカー選手権で準決勝進出、県勢初の国立競技場のピッチに立つ(第3位)
 令和2年度全国高校選手権大会出場。県新人大会優勝。
 令和3年度岩手県高等学校総合体育大会準優勝。
 令和4年度県新人大会準優勝。東北新人大会準優勝。
 令和5年度岩手県高等学校総合体育大会優勝東北大会優勝インターハイ出場全国高校選手権岩手県大会優勝県新人大会優勝全国高校選手権大会出場東北新人大会第3位

吹奏楽部
 平成19~25年度吹奏楽コンクール東北大会7年連続出場。
 平成20年東日本学校吹奏楽大会コンクール部門出場。
邦楽部
 平成13・17・21・23・27年度全国高校総合文化祭出場。

R5年全国高校野球選手権岩手県大会

進路概況(令和4年度卒業生)

R5遠野郷八幡宮奉納板澤しし踊り保存会
(遠野まつり)

🌸遠野市からの支援

遠野市内高校通学費用補助金の支給

 ・対象:市内の高校(本校と遠野緑峰高校)へ通学するために定期券を購
  入した生徒の保護者

 ・補助金額:購入した定期券の1/2(100円未満切捨て)
 ・生徒一人につき正規の就学期間中である3年間、補助を受けることがで
  きる遠野市の事業

遠野市外生徒受入パワーアッププラン(下宿等への支援)

遠野市内高校下宿費等助成補助金
・概要:下宿等を利用して市内高校に通学する生徒の保護者の経済的負担を
   軽減する。
・対象者:市内の高校に通学する生徒の保護者
・補助額:生徒一人につき月額上限1万円

遠野市内高校下宿等受入促進補助金
・概要:下宿等の受入先に対して支援を行うことで、市外から生徒を積極的
   に受け入れる環境を整備する。
・対象者:下宿等を運営する団体等
・補助額:受け入れする生徒一人につき月額1万円

下宿バンクの設置
  ↓ 以下のとおりです。

遠野市・遠野高等学校・遠野緑峰高等学校の三者による「地域・世界の未来を創る人材育成に向けた連携協定」による支援

ー令和4年度における主な実績ー
 高校生台湾インターンシップの実施(11日間)
ー令和5年度における主な予定ー
 高校生海外インターンシップの実施

遠野市姉妹都市等交流事業

 遠野市姉妹都市等交流事業実行委員会主催事業(事務局:〔一財〕遠野市教育文化振興財団)
ー令和4年度における主な実績ー
 姉妹都市への派遣の代替事業として、福島県岩瀬郡天栄村のブリティッシュヒルズへの派遣事業の実施(3泊4日)
ー令和5年度における主な予定ー
 遠野市の姉妹都市であるアメリカ合衆国テネシー州ハミルトン郡チャタヌーガ市への派遣事業の実施(9日間)

令和5年度遠野市中高生海外派遣交流事業チャタヌーガ派遣
チャタヌーガ市長と名刺交換をしました
R5年「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」発表会ポスター・セッション

🌸校長あいさつ

 遠野高校のnoteのホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます
 令和5年4月に、遠野高校の校長に就任しました伊藤です。
 本校は、岩手県の中央部、北に北上高地の最高峰である早池峰山、東に遠野小富士の異名を持つ六角牛山、北西に石上山の遠野三山に囲まれた風光明媚な遠野盆地に位置している高校です
 柳田國男の著した『遠野物語』で知られる悠遠の歴史に抱かれながら、生徒、教職員ともに、明るく伸び伸びと学校生活を送っています
 また、本校は、明治34(1901)年、旧制中学校である岩手県立遠野中学校として、岩手県下で三番目に設立された、本県屈指の歴史を誇る伝統校でもあります。令和3(2021)年には、創立120周年を迎えました。
 本校においては、校訓「修徳尚武」校是「師弟一如」のもと、勉学はもちろん、全国的にもよく知られたサッカー部の活動のように、生徒の自主的、自発的な活動がたいへん盛んです
 本校が特に力を入れている「総合的な探究の時間」では、生徒が「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、自ら課題を発見し、解決に向けた道筋を探りながら、思考力、判断力、表現力等を養っていくという学びの活動です。
 本校の生徒は、このプロジェクトを大きな柱として、他者と協働しつつ、人間としての在り方生き方について探究しながら、新しい『遠野物語』の主人公として成長しています
 令和4(2022)年8月、遠野市と本校、遠野緑峰高校の3者間で、「遠野市という学びのフィールドを通して、これからの地域、そして世界におけるwell-beingの実現が可能となる未来づくりに寄与できる人材の育成」を目指して、「地域・世界の未来を創る人材育成に向けた連携協定」が締結されました。本校は、令和7(2025)年3月31日まで継続するこの連携協定に支えられ、地域の皆様のご支援をいただきながら、これまで以上に、積極的にさまざまな活動に取り組んで参ります
 加えて、今後も、「来て良かった(生徒) やって良かった(保護者) 勤めて良かった(職員) あって良かった(地域)」学校の実現に向けて、努めて参りますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。  
                        岩手県立遠野高等学校 
                        校長 伊 藤 正 則

R5修学旅行

🌸令和6年度入学者選抜方法

後日掲載します。
以下のサイトは、参考です。

🌸必要となる諸経費の概要(令和5年度の例)

参考例です
R5年「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」発表会ステージ発表

🌸公立高等学校就学支援金制度に関する県教育委員会からのお知らせ

1 平成26年度から県立高校の授業料に高等学校等就学支援金制度が導入さ
 れました。
2 この制度により、一定の所得未満の家庭の高校生は授業料の納付が不要
 となりました。
3 一定の所得未満とは、保護者等の所得について、以下の算定式により計
 算した額が、30万4,200円未満の場合です(年収目安約910万円未満)。
   【算定式】課税標準額(課税所得額)×6% - 市町村民税の調整控除
                        の額
4 手続き等については、入学手続き関係書類の送付と併せてお知らせする
 予定ですが、制度について詳しくお知りになりたい方は、下記の文部科学
 省ホームページ「高等学校等就学支援金制度(新制度)について」をご覧
 下さい。

【参考】県立高校授業料・通信制受講料
 全日制(月額)9,900円   定時制(月額)2,700円
 通信制(1単位)190円

R5年東北高等学校サッカー選手権大会決勝

🌸沿革(要旨)

明治33(1900)年
岩手県議会において岩手県立遠野中学校設立案議決される。
明治34(1901)年
開校式挙行

岩手県立遠野中学校第1回卒業生(明治39〔1906〕年3月)

明治40(1907)
理科室付近からの出火により、開校当初の校舎の大半が焼失。
明治41(1908)年
遠野町立女子職業補習学校が設立される。
大正8(1919)年
遠野町立実科高等女学校が設置される。
大正9(1920)年
上閉伊郡に移管され郡立実科高等女学校と改称。
大正12(1923)年
岩手県に移管され県立遠野実科高等女学校と改称。
大正15(1926)年
岩手県立遠野女学校と改称。
昭和23(1948)年
遠野中学校が岩手県立遠野第一高等学校と改称され、定時制課程を付設。
遠野女学校が岩手県立遠野第二高等学校と改称。
上閉伊郡上郷、土淵、鱒沢、宮守の4ケ所に、遠野第一高等学校の定時制分校が設置される。
昭和24(1949)年
遠野第一、第二高等学校の統合により岩手県立遠野高等学校と改称。
昭和33(1958)年
全日制農業科の設置許可される。
昭和38(1963)年
商業科が設置される。
昭和39(1964)年
農業科、岩手県立遠野農業高等学校として独立。
昭和46(1971)年
宮守分校が全曰制に移行。
昭和63(1988)年
宮守分校が普通科から情報ビジネス科に学科転換。
平成3(1991)年
国際交流事業が始まる
宮守分校の校名が変更され情報ビジネス校と改称。
平成4(1992)年
商業科が閉科。
平成13(2001)年
創立100周年記念式典挙行。
平成22(2010)年
情報ビジネス校の閉校式典を挙行し、本校に統合。
平成29(2017)年
初めて、アメリカ合衆国テネシー州ハミルトン郡チャタヌーガ市へ生徒を派遣
平成29(2017)年
本校の総合的な探究の時間である「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」を開始
平成30(2018)年
遠野市・関係団体と、「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」に係る協約を締結。
令和3(2021)年
創立120周年記念式典挙行
令和4(2022)年
遠野市・遠野高等学校・遠野緑峰高等学校の三者間で「地域・世界の未来を創る人材育成に向けた連携協定」を締結

第102回全国高校サッカー選手権大会2回戦
に向かう途中(東北自動車道上り線安達太良SA)




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